■ 2009年2月 ■
「浄土三部経って、なあに?(4)」


仏説阿弥陀経

十方微塵世界の
念仏の衆生をみそなわし
摂取して捨てざれば
阿弥陀となづけたてまつる
              浄土和讃・弥陀経の意 真宗聖典P486

『仏説阿弥陀経』(ぶっせつあみだきょう)は、浄土教の根本経典の一つ。
無量寿経・観無量寿経・阿弥陀経の三部の中では比較的短く4枚程の紙に収まるところから『四紙経』・『小経』とも呼ばれています。
真宗では一番ふれる機会の多いお経。


姚秦の三蔵法師鳩摩羅什(さんぞうほうしくまらじゅう/314〜402年、中央アジアの西域、クチャ(亀茲国)の人。)の翻訳。
無量寿経・観無量寿経・阿弥陀経からなる浄土三部経の一。
漢訳には古来三訳あったとされているが、そのうち二訳が現存している。


内容は、釈迦が祇園精舎で舎利弗をはじめとする弟子に説法されたもので、まず阿弥陀如来の浄土の景色と阿弥陀如来の徳が説かれ、ついで、この浄土に生まれるために念仏を称えることがすすめられる。
最後に六方(東南西北下上)におられる仏がたが西方の阿弥陀如来の徳を称讃し、浄土に生まれるには唯ひたすら念仏するようにすすめ、その教えを信ずる者を摂め取って決して捨てないことを明らかにされています。

一切衆生のために、ただ念仏して弥陀にたすけられる道を説いた経典です。