■ 2021年 12月 ■
上卓(うわじょく)ってなあに


上卓は前卓とは別のもので、前卓よりも小さく須弥壇(しゅみだん)上に置かれている机のことです。








平常時であれば打敷(うちしき)は掛けず、「華瓶(けびょう)」・「火舎香炉(かしゃごうろ)」を常に備えます。
上卓の上にのっている板は「建水板」と言いますが、前卓の建水板とは違って板の両端に「筆がえし」がついていないものを使用しています。







毎朝のお勤めの後に「お仏飯」を一対火舎香炉と華瓶の間にお供えします。お仏飯は食べ物ですので、粗末にならないよう注意し、お昼までにはお控えする作法になっています。











法要時には前卓と上卓両方とも打敷をかけてお迎えしましょう。